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第三回 ボールの起源とポケモンと人間の関係


今回は主にポケモンと人間の関係について考察したいと思う。

その昔、各トレーナーそれぞれ1匹のポケモンしか連れていなかったという。
だからポケモンとはそのトレーナーの大切な相棒であり、兄弟も同然だった。しかし、この関係に変化が訪れる。

━━以下、シルフカンパニー社発刊「ボール目録」より抜粋━━

それは今からおよそ180年程前、流星の滝という所で一つの出土品が発見された事から始まった。
その出土品の名はマスターボール。古代の技術力が生み出した驚異のボールである。

それまで、ポケモンをボールに入れて持ち歩くという発想を持たなかった人類はこの技術に大きな衝撃を受けた。
とはいえ人類がこの技術を再現出来るようになるまでは実に100年近くの時間を要する事になる。
そして今から73年前、ようやく始めての量産型ボール「プロトボール」が一般発売された。
このボールはポケモンからデータを切り離したり定着させる為のエネルギーをゼンマイによってまかなうという、今では到底考えられないメカニズムで動いていた。
しかし性能的には当時としては申し分ないもので、その後改良が加えられながらも30年以上も使われ続ける事になったほどだ。

当時使用していたオーキド博士はこう語っている
「あれはなかなか良い物じゃった。あの手作り感、そして何よりも使用前に巻くゼンマイの感触をワシは今でも忘れられん。」
と。こういう熱狂的な愛好家の為、今でも一部人間の間ではこのボールの収集が続いている。

時は流れ、今から41年前、充電式のリチウムバッテリーを使用した現在の型のボールが発売される。
今まで天然のぼんぐりに頼ってきた外装も金属製のものに一新して安定した性能を得られるようにはなった。だがその反面、捕獲能力はプロトボールより僅かに劣っていたのだ。
その後、数年毎に性能を一段階向上させたボールが発売されるようになり、近年はベースとなったマスターボールにも大分近い性能を発揮出来るようになった。
しかし現在でもぼんぐりを使用して特殊用途のボールを製作している職人がいるというのは驚きである。


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後半から少し脱線してしまったが以上の記事から言いたかった事は、要するにモンスターボールの発明が人間とポケモンの関係を変えてしまったという事だ。
これにより一人でも大量のポケモンを所有する事が可能になったわけだが、それがまた問題なのである。

━━以下公式発行版「トレーナー規約」より━━

第9条:サポーターとは特定のトレーナーを応援する個人又は団体の総称である。

第27条:一人のポケモントレーナーの所持出来るポケモンは6匹までとする。違反した場合、そのトレーナーに試合停止5年以下、又は75万円以下の罰金に処す。

第31条:トレーナーは原則ポケモンを何匹でも捕まえても良い。ただし、手持ちのポケモンが6匹を超える場合、その超過分はサポーター又はそれに準ずる人物に預けなければならない。

第34条:トレーナーは捕獲、所有しているポケモンを管理、育成し健康な状態に保たなければならない。


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上記の第27条のような規約が出来た背景にはモンスターボールが発明された後、一人が多い時には10匹以上持つようなことが多くなり、より多くのポケモンを持つ人間がバトルで有利になってしまったという事がある。
ポケモンバトルの公平化を図った打開策が上記の規定なのだが、ポケモン1匹の面倒を見るのも案外大変なもので、サポーターには多大な労力をかけさせる結果になってしまった。


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